御衣布給候御書

執筆年:文永
真筆あり
御衣布給候ひ了んぬ。 この御ぬのは一切の御ぬのにて候。又十二いろはたふやかに候。御心ざしの御事はいまにはじめぬ事に候へども、ときにあたりてこれほどの御心ざしはありぬともをぼへ候はず候、かへす、かへす御ふみにはつくしがたう候。恐々。 乃時 日 蓮 花押 御返事