四条金吾殿御返事

執筆年:建治三
真筆あり
四条金吾殿御返事(四条第十九書)      建治三年。五十六歳作。      続、中一六。遺二三ノ四五。縮一六三六。類七二四。 法華経本迹相対論。迹門尚始成正覚の旨を明す。故にいまだ留難かかれり。本門はかゝる留難去たり。雖然題目五字に相対する時末法の機にかなはざる法なり。真実一切衆生色心の留難を止むる秘術は、唯南無妙法蓮華経なり。   四条金吾殿御返事                     日蓮