不孝御書執筆年:弘安元年 なによりも人には不孝がをそろしき事に候ぞ。とのゝあに(兄)をとゝはわれと法華経のかたきになりて、とのをはなれぬれば、かれこそ不孝のもの、とのゝみ(身)にはとがなし。をうなるい(女類)どもこそ、とのゝはぐゝみ給はずは一定不孝にならせ給ひ候はんずらんとをぼへ候。所領もひろくなりて候わば我りやうえも下しなんどして一身すぐるほどはぐゝませ給へ。さだにも候わば過去の父母定んでまほり給ふべし。日蓮がきせい(祈請)も