南條殿御返事執筆年:弘安三年真筆あり はくまい(白米)ひとふくろ、いも一だ(駄)給了んぬ。抑そも故なんでう(南條)の七らうごらうどのの事、いままではゆめ(夢)かゆめか、まぼろし(幻)かまぼろしかとうたがいて、そらごととのみをもひて候へば、ふみにもあそばされて候。さてはまことかまことかと、はじめ(始)てうたがいいできたり候。